2016年11月26日土曜日

初心者の方へ!

どうも、YOLOです!

本日は外出中につき、チャート編集が行えないため
ドル円の相場展望は1日お休みとさせて頂きます。

相場展望については明日午前中に投稿する
予定ですので宜しければ明日また覗いて下さい。

そこで今回は初心者の方を対象にFXを行う上で
知っておきたいツールを1つ紹介したいと思います。

紹介するのは「Fed Watch」です。

「織り込み済み」、相場の世界ではよく耳にする言葉です。
この織り込み済みの意味が初心者の内は分からないかも
しれませんが、これを数値化したツールがFed Watchです。

Fed Watchとは、簡潔に言うと米国の利上げが市場に
どれだけ織り込まれているかを見るツールです。

11月18日の投稿「ドル円半戻し!」でも少し触れましたが
連邦公開市場委員会(FOMC)が次回どの程度利上げに
踏み切るかという市場のコンセンサスを見る際に使います。

FOMCは、市場の混乱を防ぐため、利上げに関わる発言や
声明に気を遣い、少しづつ市場に利上げをする意思を伝え、
浸透させるように努めています。

このFed Watchの数値が高ければ市場は利上げを織り込んで
動いてきたことが覗えるため、利上げに踏み切ったとしても
反応が薄かったり、逆に動いたりする訳です。

逆にFed Watchの数値が低い時に利上げが行われれば
織り込まれていなかった分、急激な値動きが発生する事も
あると予想出来ます。勿論、常に予想通りになる訳では
ありませんが世界中の市場参加者が注目しているのは
事実ですから知っておいて損は無い筈です。

もし興味があれば、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の
公式サイト(下記URL)を除いてみるのも良いかと思います。

http://www.cmegroup.com/trading/interest-rates/countdown-to-fomc.html

参考になればと思います。

※誤解が生まれないように補足すると、CMEグループが
フェデラルファンド(FF)金利先物に基づき算出した数値です。
(FF金利の誘導目標が変更される確率を示した数値)。


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