2016年11月29日火曜日

MA戦術を紹介!

どうも、YOLOです!

昨日はファンダメンタルズの話でしたので
本日は打って変わってテクニカルのみに
フォーカス、1つ「手法」を紹介します。

その前に前置きにお付き合い下さい。
とても大切な考え方なので一読をお願います。

今の情報社会ではネット上に様々な手法が
溢れており、書籍も何百冊とあります。
中には有料のものもありますが絶対と言って
良いほど、これらの情報は一般的な理論に
ひと手間加えた程度のものです。

しかし、それらが全くの虚偽かというと
実はそうでもありません。大切な資金管理に
ついて、詳しく謳っていないために連敗期で
資産を失い、退場となってしまうのです。
※以下、手法=「戦術」と記述。

何故この前置きを設けたかというと今から
自分が紹介する「戦術」は将棋で例えるなら
「相手の王将の前に歩兵、その後ろに金将で
王手です」というレベルの内容だからです。

そこに辿り着くまでの大局観や守りの戦略は
一切語っていません。長くなりましたがここで
言いたかったのは「戦術」だけでなく「戦略」、
つまり資金管理も考えて欲しいという事です。
資金管理についてはまたの機会にとっておき、
割愛させて頂きますが記憶しておいて下さい。

それでは本題の「MA戦術」の説明です。

①時間足:1分足、5分足推奨(どの足も使用可)。
②インジケーター:900SMA(単純移動平均線)。
③エントリー:MAでローソク足の反発確認後。
④ストップ:直近高値(安値)。
⑤エグジット:リスクリワード1:2以上。

これだけです(※添付チャート図参照)。
※2016年11月28~29日現在(日本時間20時)、
1分足チャート(上)、5分足チャート(下)。

こんな簡単な手法で勝てる筈がない…
ではあなたの高度な手法で年間どれだけ
利益が残せたでしょうか?

勝率が分からないと使える筈がない…
全ての人が900SMAでの反発と見なす
基準が全く同じでしょうか?

根拠が無いから使える筈がない…
根拠と結果、あなたが求めているのは
一体どちらでしょうか?

この答えを見つけられるのはあなたです。
バックテストを行い、あなたの目にどう映り、
どう考察し、どう行動するかは私は検討も
つきません。しかし、あなたなら分かります。
あなた自身の思考と行動だからです。

高度な戦術で勝てるとは限りません。
勝率が分からなければ調べれば良いだけです。
根拠が結果を生む様に結果が根拠になります。

自分でバックテストを行なえば、エントリーして
良い局面と悪い局面の判断も次第に出来る様
になってきます。

上手くいかなかった局面の上位足の値動きや
重要なライン、指標などの事後調査も大切な
作業の1つですから必ず行なって下さい。

一筋縄ではいきませんが行き詰っているなら
取り組む価値はあるのではないでしょうか?

これらは一個人の考察に過ぎません。
投資・投機の最終判断はご自身を判断を
大切にして頂くよう宜しくお願い致します。




2016年11月28日月曜日

ファンダメンタルズで観る!

どうも、YOLOです!

本日はドル円の相場展望はテクニカル分析を
お休みしてファンダメンタルズ寄りの記事です。

先にポジショントークを…
112.90のショートポジションは予定通り手仕舞い、
現在スクエアです。※詳細Twitter「tweet」参照。

では本題、タイトルにもしていますがドル円の行方を
今のところ2通りで考えています。

1つ目は、1ドル=90円割れ、ベアトレンド継続です。
これは元々市場のコンセンサスでした。

世界経済を見渡した際に様々な問題から安全通貨、
安全資産へマネー移動を当初は想定していました。

欧州(EU)では、まずドイツ銀行(Deutsche bank)問題。
簡単に説明すると、全世界の年間GDPの66兆ドルを
上回る75兆ドルのCDSをドイツ銀行が一行で保有。
時限爆弾(CDS)が爆発すれば、リーマンショック再来
が懸念されていました。※CDSの事が知りたい人は
「マネー・ショート(The Big Short)」鑑賞を推奨します。

そして英国EU離脱(Brexit)、ギリシャ問題(Grexit)、
ポルトガル・スペイン財政赤字、イタリア国民投票など
欧州には日本メディアではあまり放送されていませんが
様々なリスクがあります。詳細はGoogle検索に譲ります。

アジアでも忘れてはならない中国問題、韓国や北朝鮮、
産油国ではサウジアラビア、ロシアもそれぞれリスクを
抱えている状態です(自然災害、地政学リスクも含む)。

では何故ドル円は120円を目指すと予想出来るのか?

それでは2つ目、1ドル=120円、ブルトレンドへの転換です。

まずキーポイントとなるのは、2016年12月14日FOMC。
利上げの織り込み度については、前々回の投稿内容を
参照して頂くとして、最も注目すべきはFRBの声明文、
そしてイエレン議長の発言です。つまり今後の利上げ
方針(ペース)です。※12月の利上げは織り込み済み。

簡潔に言えば、利上げペースが早くなればドル買いと
なるのが現時点での最新のコンセンサスです。
つまり、イエレン議長の発言次第で100円の節目を境に
ドル円の見通しが全く変わってくるとも言えます。

また東京市場には、GPIF、3共済、かんぽ生命保険、
ゆうちょ銀行という長期投資目的の機関が存在する為、
半強制的な買い越しが株価を後押しする可能性も高い。

更にトイツ銀行問題も救済措置が着実に行われており、
まだ完全ではありませんが当初の懸念より落ち着きを
取り戻しつつある状況です。

これらの考察から月足主戦場(Main battlefield)上限への
トライも想定出来ます。※月足主戦場「月足で観る」参照。

最後にドル円年間平均ボラティリティ(1995~2015年)は
約18円です。2016年終値から上下±18円が勝負と考え、
全てのイベントを熟した後にトレードプランを練るのも
良いと思います。

ただ2008年リーマンショック時の年間ボラティリティは
約25円(2,485pips)ですので暴落リスクを見据えるなら
この値幅には注意を払うべきでしょう。

ドル円がブルドレンドに入り、景気回復が垣間見えても
いつ何処でどのリスクが再浮上してくるか分かりません。
楽観視し過ぎには十分注意してトレードして下さい。

これら内容は全て一個人の考察に過ぎません。
投資・投機の最終判断はご自身で宜しくお願いします。


2016年11月26日土曜日

Pivotで観る!

どうも、YOLOです!

本日もドル円の相場展望を記事にします。

前置きになりますが112.90で保有したショートポジションは
ストップライン(113.90)を僅か0.1pips目前で切り返すという
奇跡に見舞われ、損切りを回避しています。

114.0にはオプションバリアが観測されているとの噂もあり、
偶然救われた格好となっています。

しかし、今の状況から見て押し目を作ってから再度114.0を
トライする可能性が高いと見て押し目候補でポジションの
手仕舞いを考えています。※ポジショントーク。

では本題ですが3週間に渡って急騰したドル円は114.0を
目前に失速、或いは調整局面に入ったと考えられます。
※日足形状から見ての判断。ただ明確な売りシグナルが
出ていないため、ダマシのセットアップの可能性も有り。

この上昇圧力はまだ押し目を作っていない事から
一旦下降局面に入ったとしてもある水準で買い圧力に
再度押し上げられる可能性が高いと考えられます。

その「ある水準」を占うツールとして今回は週足ピボットを
使用して考察していきたいと思います。

ピボットポイント(Pivot Point )の詳しい内容はGoogle検索で
行なって頂くとして、週足ピボットの計算式を説明すると、

(前週高値+前週安値+前週終値+当週始値)÷4

で求められます。※今回は当週始値=前週終値で計算。

週足ピボットは経験上、有効なツールと考えており、
自分の過去検証では、ドル円では7~8割の確率で
ローソク足がタッチするという実績のあるラインです。

つまり、最も安全であろうショートポジション解消ラインは
週足ピボット(暫定値)の112.50(112.512)辺りと考えます。

また今までの経験則から言えば、オプションバリアの
反発は約2円押し返すという考察もでき、112前半まで
引っ張る事が出来るとも個人的には考えてます。

尚、週足ピボットを大きく下回った場合、前週高値から
大統領選挙選の安値から前週高値をFR(※)で結んだ
38.2%戻しの109.0も視野に入ってきます。
※フィボナッチリトレースメント。

ストップラインは前週の高値とし、これら考察を元に
来週以降のトレード方針を組み立てるつもりです。

これらの内容は一個人の考察です。投資・投機の最終
判断はご自身の意思で決定して頂くようお願いします。


初心者の方へ!

どうも、YOLOです!

本日は外出中につき、チャート編集が行えないため
ドル円の相場展望は1日お休みとさせて頂きます。

相場展望については明日午前中に投稿する
予定ですので宜しければ明日また覗いて下さい。

そこで今回は初心者の方を対象にFXを行う上で
知っておきたいツールを1つ紹介したいと思います。

紹介するのは「Fed Watch」です。

「織り込み済み」、相場の世界ではよく耳にする言葉です。
この織り込み済みの意味が初心者の内は分からないかも
しれませんが、これを数値化したツールがFed Watchです。

Fed Watchとは、簡潔に言うと米国の利上げが市場に
どれだけ織り込まれているかを見るツールです。

11月18日の投稿「ドル円半戻し!」でも少し触れましたが
連邦公開市場委員会(FOMC)が次回どの程度利上げに
踏み切るかという市場のコンセンサスを見る際に使います。

FOMCは、市場の混乱を防ぐため、利上げに関わる発言や
声明に気を遣い、少しづつ市場に利上げをする意思を伝え、
浸透させるように努めています。

このFed Watchの数値が高ければ市場は利上げを織り込んで
動いてきたことが覗えるため、利上げに踏み切ったとしても
反応が薄かったり、逆に動いたりする訳です。

逆にFed Watchの数値が低い時に利上げが行われれば
織り込まれていなかった分、急激な値動きが発生する事も
あると予想出来ます。勿論、常に予想通りになる訳では
ありませんが世界中の市場参加者が注目しているのは
事実ですから知っておいて損は無い筈です。

もし興味があれば、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の
公式サイト(下記URL)を除いてみるのも良いかと思います。

http://www.cmegroup.com/trading/interest-rates/countdown-to-fomc.html

参考になればと思います。

※誤解が生まれないように補足すると、CMEグループが
フェデラルファンド(FF)金利先物に基づき算出した数値です。
(FF金利の誘導目標が変更される確率を示した数値)。


2016年11月25日金曜日

シンプルに!

どうも、YOLOです!

本日もドル円の相場展望を記事にします。

情報は発信する者として先に言わせて頂きます。
自分の相場観が今の相場にフィットしていません。
そこで今の自分のトレードプランをまず公開します。

まずドル円のショートポジション(112.90)を取った
根拠ですが、2015~2016年の最高値から最安値の
半値戻し水準からの逆張り、つまり決め打ちです。
明確なレジスタンスなどの根拠はありません。
※2016年2~3月の揉み合い水準も多少意識。

損切り(S/L)は100pips逆行の113.90、
利食い(T/P)は400pips下落の108.90。

利食いの根拠は、現在ブルトレンドの高値(113.52)から
大統領選後の安値(101.18)にフィボナッチリトレースメント
引いた38.2%の戻りで考えています(risk:reward=1:4)。

では本題に入ります。

ドル円の急騰は誰しも気になると思いますが11月の
月足でのボラティリティは1,000pipsを既に超えています。

MT4の初期ヒストリーデータで1ヵ月で10円以上動いた
月は1992年7月~2016年11月までの293サンプルの内、
14回しかありませんでした。つまり、5%しか起こりえない
値動き(ボラティリティ)が今起こっています。

それらを考慮した際に機能すると考えられるサポート&
レジスタンスラインは2つしかありませんでした。

1つは2015年のチャイナショック(China shock)を支えた
116.00辺りの水準、このラインは2016年2月にブレイク
されるまで2015年の年間を通して下値を支え続けた
強力なラインと考え、サポートからレジスタンスへと
転換する可能性が高いと考えています。

2つ目は英国EU離脱(Brexit)を支えた100.00(99.00)
辺りの水準です。現在のブルトレンドもこの安値を
割る事なく反発をしているため、「100」というラウンド
ナンバーの投資家心理も含めて意識されるラインと
考察出来ます。

この様に想定範囲外の値動きが発生した際は、
チャートを極限まで「シンプル」に観る事で無駄打ちを
防止出来る様になります。

自分の様に損切り貧乏にならないためには決定的な
チャンスが訪れるまで徹底的に「待つ」ことが大切です。

最後に過去10円に値動きが起こった際、反発するにしろ
翌月も一旦継続方向に価格が伸びる傾向があります。
つまり自分が保有しているポジションは正直に言わせて
いただくと刈られる可能性が高いとみています。

これら内容はあくまでも一個人の考察に過ぎません。
投資・投機の最終判断はご自身で宜しくお願いします。


2016年11月23日水曜日

歴史は繰り返す!

どうも、YOLOです!

本日はドル円の週足を使った相場展望を記事です。

「歴史は繰り返す」。
この言葉を一度は耳にした事があると思います。
今回は「過去」のチャートと「現在」のチャートを見比べ、
今後のドル円相場がどうなるのかを考えてみます。

ではさっそく添付した2つのチャートを見比べます。
2つのチャートはそれぞれ2016年現在(左)のものと
2007~2008年(右)のものです。

まず過去のチャート(右)ですが、2007年6月22日に
高値(124.12)をつけた後に2008年3月17日の安値(95.73)を
つけ反発、そこから半値戻し(109.90)をクリアして再度下落
に転じ、100円割れを起こしています。
※半値戻し丁度ではなく、110.66まで反発していますが
ここではオーバーシュートとして考えます。

続いて現在のチャート(左)では、2015年6月5日に
高値(125.84)をつけた後、下降トレンドを形成して
2016年6月24日に安値(98.96)をつけ反発しています。

この2つのチャートを見比べると大体ではありますが
高値圏と安値圏での価格帯や下落トレンドの形成の
仕方も似通っている様にも見えます。

これらを元に今後のドル円相場を予測した場合、
2015~2016年の半値戻しである112.40付近の
112.50のキリ番がターゲットとなる可能性があります。
オーバーシュート分を見越すのであれば、113.00辺り
まで視野に入れて考える事も出来ます。

あくまで過去のチャートと見比べて今後の相場を
占っているに過ぎませんが、半値という水準は投資家
心理に影響を与える大きな材料でもあります。

週足で観ると2週に渡って力強い上昇も確認出来る事から
まだ上昇余地があるもの考えて、110.50で持ったショート
ポジションは本日損切りを行ないました(ポジショントーク)。

個人的な見方ではありますがドル円は再度下値を
トライするという見方は変わっていませんが客観的に
値動きを観察していくと短期的には強い上昇トレンドに
あることについては否定しようがありません。

一旦ポジションの無いフラットな状態で今後の値動きを
観察していきたいと思います。

最後にこれらの内容は一個人の考察に過ぎません。
投資・投機の最終判断はご自身で決定して頂くよう
宜しくお願いします。


2016年11月21日月曜日

回避出来るダマシ!

どうも、YOLOです!

本日はドル円の相場展望を少しお休みさせて頂き、
皆さんが賢いが故に起こしがちなミストレードについて
考察していきたいと思います。

突然ですがあなたのショートポジションは
108.50~109.50付近ではありませんか?

ドキッとされた方はこの記事を読み進める価値有りです。

添付したドル円1時間のチャートを見て下さい。
自分が指す、108.50~109.50付近という価格帯とは
②(赤色枠)と③(黄色枠)の事です。

この価格帯で捕まってしまった理由を考えていきます。

まずこのドル円の上昇トレンドは少し前に①の揉み合いを
上抜けてきた事がチャートの左端(水色枠)で分かります。

勘が良い人はもうお気付きでしょうがミストレードされた方の
多くはこの部分を見落としてしまっていると言っても過言では
ありません。

①のゾーンを抜けてきたブルトレンドは16日に押し目(108.80)を
作り、再上昇を試みましたが109.80辺りで頭を押さえられました。
その後、ドル円は短期的に下落、16日に作ったサポート(108.80)
に割り込む形となります。それが②のゾーンです。

これを見て安値を切り下げ=ベアトレンドに変わる、
と予想した人が②のゾーンでショートした方です。

しかし、①のゾーンにはショートポジションの含み損を
小さく損切りしたい人、新たにロングポジションを取りたい
市場参加者がいます。これらの注文はどちらも買い注文、
ここでの売り注文は危険だという事です。

そして価格は反発、しかしここでも売りが入ります。
これを見てヘッド&ショルダーになると判断した方が
③(黄色枠)のゾーンでショートした方です。

どちらの行動も今後の値動きやチャートパターンを
知らないと出来ない行動です。知識があるが故に
起こったミストレードです。

ただ、この行動がいつも間違っているとは限りません。
時には最も良い位置でポジションを持つ事にも繋がる
からです。問題はこのあとの行動です。

③でショートをした方はヘッド&ショルダーズの予測を
したのであれば、右肩を上抜かれた時点(A.break)で
損切り、最低でも直近高値を上抜けた時点(B.break)で
②の方も③の方も損切りをするべきです。

エントリーの根拠が崩れたポジションを持つ理由を
探すのは自分の見落としを肯定する間違った行為、
時には救われる事もあるでしょうが救われなければ
退場です。この天秤にだけは絶対に賭けないで下さい。

相場には常に次のチャンスが待っています。
そのチャンスの為にも1つ1つの局面、考察、根拠に
細心の注意を払い、正しい選択を心掛けて下さい。


最後まで読み進めて頂き有難うございます!
明日以降の投稿も宜しくお願いします。

2016年11月20日日曜日

Bull vs Bear!

どうも、YOLOです!

本日もドル円の相場展望を記事にします。

世界中のトレーダーがおそらく注目しているであろう
ドル円の急騰ですが一体何処まで続伸するのか?
または急落はあるのか?持ち合いに戻るのか?

様々な予想や噂、思惑があるようですが断言出来る事は
どれも結果が出ない限りは正解も不正解も無いという事。

今唯一トレーダーに出来る事は厳格な資金管理の元、
自分の信じたレートや値動きで行動を起こす事のみです。
相場には正解も不正解もなく、コントロール不可能な世界
ですが、資金管理についてはコントロールする事が可能です。
チャンスがこの一度では無いと言う事を忘れないで下さい!

では本題のドル円に日足チャートから考察を行います。

添付チャートには簡易なベア(青線)・ブル(赤線)トレンドを
書き込んでいます。ここで注目しているのは、5月30日から
6月24日までのベアトレンドを作った高値(111.44)とその1つ
前の4月28日の高値(111.87)です。

この価格帯(黄色枠)は100円割れの大きな下落を作り出した
ベアドレンドの起点であり、この価格帯をすんなりと抜けて
行くようであれば本格的にベアサイドが優勢となる可能性、
または一旦調整・持ち合い相場となる可能性が考えられます。

勿論チャート左側の過去の価格から更に高値を引き直す事も
可能ではありますが、それが常に賢明な判断とは限りません。
最も現在レートに対して不利なポジションを抱えている場合は
尚更です。※自分は110.50のショートポジションを持っています。

逆に再びブルトレンドが継続となるためには、ブルサイドの安値
(赤色の上矢印)を更新していく必要があり、チャートを観ての通り
分厚い壁がある様にも見えます(Bullが4つ並んでいる)。

来週の相場展開がどうなるかは誰にも分かりませんが、
ポジションを持っているのであれば、自分で線引きをしていく
作業は必要不可欠です。何か参考になる事があればと思い、
今回はいつもの内容よりも主観的な内容で執筆しています。

また投資・投機の最終判断は必ずご自身で行なって頂くよう
宜しくお願い致します。運用する資金があなたのものである事を
忘れないで下さい。それでは来週の投稿も宜しくお願いします!


2016年11月19日土曜日

月足で観る!

どうも、YOLOです!

本日は月足で観るドル円の相場展望を
記事にしていきたいと思います。

チャートを月足で観る事は少ないと思いますが
ここぞと言う場面で役に立つ事があるのでご紹介
したいと思います。

まずざっくりと月足チャートを観ていくと、ドル円は大体
100円から125円の間を行ったり来たりしている様に見えます。
この価格帯を主戦場(Main battlefield)と仮定する事も出来ます。

そして注目したいのが1998年8月の高値と2007年6月の高値を
結んだ切り下げラインを経て、2008年10月に100円のサポートを
割り込んだ格好となっています。
※2008年9月15日リーマン・ブラザーズの経営破綻。

その後、約7年の歳月を経て、20014年9月に切り下げラインを
ブレイクして、主戦場の高値圏である125円に昨年2015年に
到達しました。

ここで気が付きたいのが主戦場の安値圏である100円の
サポートラインと1998年8月高値と2007年6月高値を結んだ
切り下げラインが丁度交わるポイントでドル円が反発して
いるという事です。勿論、ただの偶然話かもしれませんが
こういう現象が起こるのもまた投資家心理によるものかも
しれません。

また、主戦場の底値圏では必ずと言って良い程、揉み合いが
形成されています(水色枠)。ここがしっかりとサポートされれば
ドル円は主戦場の高値圏である125円に再トライする可能性も
考えられます。逆にサポートされずブレイクすると過去の値動き
から見ると、80円台、70円台と価格を切り下げる可能性も十分
考えられます。

この様に大きな時間軸で相場を観ていくと新たな発見や考察が
出来るかもしれません。更に当時の事象(ファンダメンタルズ)の
知識も織り交ぜて考察する事が出来れば、それらの分析はより
有効なものになるかもしれません。

あくまでこれらの内容は一個人の考察に過ぎません。
投資・投機の最終判断はご自身の判断を大切にして下さい。


2016年11月18日金曜日

ドル円半値戻し!

どうも、YOLOです!

本日もドル円の相場展望を記事にしたいと思います。

FedWatchを確認すると、2016年12月14日FOMCでの
利上げ(50-75bps)は90.6%織り込み済みとなってます。
※2016年11月18日現在

ここまで利上げを織り込んでしまうと当日は無風となるか
もしくは事実で売れ!(Sell the fact)となるやもしれません。

それでは日足チャートから考察を行います。

ドル円は2016年内の最高値(121.68)と最安値(98.96)の
半値である「110.32」に本日到達しました。

blogを執筆中の21時現在(日本時間)では15時(日本時間)に
日足高値(110.92)を着けた後に下落傾向にあります。

2016年最高値から最安値の半値戻しが意識されていると仮定し、
この2週間のドル円の上昇を2016年の戻りと考えるのであれば、
今後ドル円はメイントレンドであるベアサイドへと再び落ちていく、
または揉み合いの局面へと移行すると考える事が出来ます。

また、2015年の最高値(125.84)を基準とするのであれば、
「112.40」という数値も意識される水準であると考えられます。
相場には明確な答えが無いため、この辺りの基準については
自分自身の考察を大切にして頂ければと思います。

これら2つの半値戻しに加えて、揉み合いゾーン(水色枠)や
強い売りの入った水準(矢印)を加味すれば、今の価格帯は
目先の頭打ち水準と考え、買いポジションを保有される方は
一旦利食い、新たにポジションを取る方は戻り売り・逆張りを
狙ったエントリーも出来ると考えられます。

ポジショントークになりますが上記の考察からドル円売り
ポジション(110.50)を本日取っている状態です。
※ストップラインは111.50で考えています。

以上の相場展望は一個人の意見に他ならず、利益の保証された
内容ではありません。最終的な判断でご自身で宜しくお願いします。


2016年11月16日水曜日

週足で観る!

どうも、YOLOです!

本日はドル円を週足で観ていきたいと思います。

今回少し特殊なチャートの見方でドル円の相場展望を
解説していくため少し取っつきにくいかもしれませんが
ご了承ください。

先に添付チャート上の記号について解説します。

・上矢印(赤)…週足のボラティリティが400pipsを上回った大陽線
・下矢印(青)…週足のボラティリティが400pipsを上回った大陰線
・チェック(赤)…ブルサイドのターゲットとなる大陰線
・チェック(青)…ベアサイドのターゲットとなる大陽線

トレンドが発生するサインとして、週足のボラティリティが
400pipsを超える大陽線又は大陰線が作られる事が往々にして
見受けられます。この大陽線又は大陰線の発生は週を通して
大きな買い又は売りが入った事を意味します。

これらのローソク足から得られる情報は次週以降の売買方針を
考える材料になると自分は考えています。

更に注目しておきたい点があります。

例えば、チャートの左端の①の大陽線は大きな買いが入った事を
意味しますがその大陽線の安値を②の大陰線で割り込んでいます。
これは大きな買いポジションに対して、更に大きな売りポジションが
入った事を意味し、①で買いポジションを持ったトレーダーは全員が
含み損を抱えた事になります。そしてその損切りは反対売買となって
更なる売りを加速させる要因となり、③のローソク足でのブレイクの
可能性を高めるという事になります。

現在のドル円週足を見ると似たような現象が発生しています。
2016年7月24日の週足で出来た大陰線①'を11月6日の週足で
出来た大陽線で上抜けています。これは大きな売りポジションが
更に大きな買い圧力に降伏した事を意味するため、その反対
売買が今週のようなブレイクを誘発したと考えられます。

もしこの考え方を元にトレードをするのであれば、更に直近の
大陽線、大陰線がブルサイド、ベアサイドの次のターゲットとも
考える事が出来きます(添付チャート参照)。

勿論、絶対的な成果を保証するものではありませんので
トレード方針や売買基準などを考える材料として活用して下さい。

これらの内容はあくまでも一個人の考察です。
トレードの際にはご自身の売買判断を宜しくお願い致します。

2016年11月15日火曜日

底値圏制圧?!

どうも、YOLOです!

本日もドル円の相場展望について記述したいと思います。
今回は少し見方を変えてドル円の日足を見ていきます。

2016年に入りドル円は大きく下降トレンドを描いて完全に
ブルサイド(青色線)優勢の相場展開となりました。

110円付近(水色枠)で中段持ち合いを作った後に再度下落、
英国EU離脱(Brexit)が決めてとなり、100円を割り込みました。

この後に100円というラウンンドナンバーが意識される事となり、
結果的には徐々にブルサイド(赤色線)が底値圏の主導権を握り
米国大統領選挙時の乱高下を経て上方へブレイクしました。

以下添付の簡易的なチャートにトレンドラインを引いてみると
依然としてベアサイドの圧力が目に付くものの、ブルサイドが
主導権を握りつつある状況とも見ることが出来ます。

勿論このブルサイドの圧力を中段持ち合いとする視点で見れば
再度下値を試すという展開も考えることが出来ます。

また、昨日の投稿でも記述した110円というラウンドナンバーが
次なるターゲットとして意識される可能性も大いにあります。
尚、110円の上には約2ヶ月間揉み合ったゾーン(水色枠)もあり、
110円付近では頭を抑えられ、110円を大きく上回るという展開は
現段階では想定していません。

これらの考察からドル円は押し目候補である104~105円付近から
110円のレンジを意識したトレードになるのではないかと考えます。
104~105円付近での押し目買い、110円付近での戻り売りを狙った
トレードを狙っていきたいと思います。

あくまで一個人の相場展望ですので投資・投機の最終判断は
ご自身で行なって頂くよう宜しくお願い致します。

ドル円110円へ?!

どうも、YOLOです!

本日もドル円の相場展望を記述したいと思います。

自分が予想していた展開では2015年12月18日、2016年1月29日の
各金融政策決定会合時(BOJ)の高値を結んだトレンドライン及び
2016年の最高値(121.68)、最安値(98.96)のフィボナッチリトレースメント
38.2%戻しの重なるエリアで上値が抑えられると考えていましたが
日本時間2時40分現在、トレンドラインを割り込みブレイクしています。

日足終値でトレンドライン及びフィボナッチリトレースメントの水準で
抑えられた場合、一旦下落・調整する可能性が高いと考えています。

またこの流れを下落圧力が弱まってきたと仮定するのであれば、
2016年のボラティリティ(約22.72円下落)の半戻しである110.332円、
つまりは110円へトライする可能性が出てきたと考える事も出来ます。

しかし、一直線に110円を目指す展開は考えにくく、104~105円辺りまでの
押し目が想定されます。今後の戦略としては110円までの上昇トレンドを
想定するのであれば押し目買いを推奨。その際、短期的には下落局面も
発生するため、ポジションのバイアスは常に意識する必要はあります。

また、直近安値(※)である11月3日(102.54)を割り込んだり、下方レンジに
収まる状況となればこの視点はリセットし次の値動きに備えたレンジ戦略、
ブレイクアウト戦略に思考を切り替えなくてはなりません。
(※米国大統領選挙日を除く)

尚、この相場展望は個人的な解釈に過ぎないため、投資・投機の際は
ご自身の判断を大切にして下さい。

2016年11月13日日曜日

初YOLOです!

皆さん初めまして、ゆとり世代個人投資家のYOLOです。

本日より人生初のブログ活動に励んでいきたいと思います。
右も左も分からない若造ですがどうぞ宜しくお願いしますorz

早速来週からの相場展望を記事にしたいと思います。

4月28日の金融政策決定会合(以下BOJ)より始まった
下落は6月24日の英国EU離脱(以下Brexit)によって底打ち、
そこから反発して7月21日に高値(107.48)を記録しました。

この高値(107.48)は4月28日高値(BOJ)と6月24日安値(Brexit)
にフィボナッチリトレレースメント結んだ61.8%戻しとなっており、
先週もこの水準で抑えられているように見えます。

しかしながら10月4日に切り下げラインをブレイクしたことで
一度上値を確認する可能性が高いと個人的には思っており、
ターゲットとして直近高値である7月21日の107.48を取ってくる
と予想をしています。

その後は達成感から一度売りが入るのではないかと考え、
プライスアクション次第で逆張りを考えています。

これらはあくまでも個人的な相場観・展望に過ぎません。
投資・投機の判断は自己責任で宜しくお願い致します。